COLUMNコラム

【家族信託】失敗しない専門家の選び方


認知症対策

はじめに

「士業事務所に相談に行ったことがない」
「知り合いに専門家がいない」
「どこに相談していいかわからない」

このような内容でお悩みに方は多くいらっしゃると思います。
それも仕方ありません。相続は一生のうちそう何度も経験するものではありません。

 

 

いざ相談をしようと心に決めて、インターネットで検索してもたくさんのホームページが出てくるため、自分が求めているサービスを提供してくれる専門家はそう簡単に見つかるもののではありません。

 

本コラムでは、家族信託を相談するうえで失敗しない専門家選びのポイントを解説いたします。

 

失敗しない専門家の選び方

家族信託を取り扱っている

まずはインターネット上で「家族信託 〇〇市」と検索するところからスタートしましょう。ホームページ上の取扱業務に家族信託を取り扱っていることが明記されていればヒットするはずです。

ただ取扱業務に「家族信託」や「民事信託」と明記することはどの事務所でも出来ます。重要なのは「家族信託に関する内容(記事やコラム)をたくさん掲載している」ことです。

たくさんの情報量があること=家族信託に詳しい事務所である可能性が高いと言えるでしょう。

逆に、いくらご自宅に近い事務所だからと言って、家族信託の文字が見当たらない事務所は危険です。
言葉を選ばずにお伝えすると「家族信託を取り扱ったことがない」可能性が高いです。

 

家族信託に限って言えば、「取り扱ったことがある/ない」は雲泥の差です。ご相談する際には取り扱い実績がの有無を直接聞いてみましょう。

 

あらゆる選択肢を提示してくれる

家族信託は、非常に柔軟性の高い財産管理手法ですがあくまでも「生前対策の一手法」です。生前のお悩み全てを家族信託が解決できるわけではありません。

実際にご相談者が成し遂げたいことは「家族信託を利用すること」ではなく「生前対策を行いスムーズな相続を実現する」ことです。

具体的には遺言書のみで対策可能なケースや、暦年贈与をすれば問題ないケースもあります。

 

とにかく「生前対策で成し遂げたいこと」をしっかりヒアリングしてくれて、「それを実現するための選択肢」を示してくれる専門家を選びましょう。

契約後もフォローしてくれる

家族信託契約後も継続的にフォローしてくれる専門家を選びましょう。

 

信託契約書の作成完了で一安心したいところですが、財産状況が変わった、法律が変わったなど契約時には想定してなかったことが起こりえます(当事務所取り扱い案件でもありました。)その際にしっかりとフォローしてくれる専門家に依頼しましょう。

※フォロー体制に関しては不明瞭な部分が大きいので、面談時に積極的に質問することをお勧めします。

 

 

専門家選びは妥協しない

「家に近くて通いやすいから」という理由で、専門家選びをしてしまった結果、契約後に当事務所にご相談に来られる方を何人も見てきています。

結果的に余分な費用と時間がかかってしまいますので、専門家選びには決して妥協しないで頂ければと思います。

 

 

当事務所ではセカンドオピニオンも承っております。最初にご相談した事務所に少しでも不安を覚えたのであればお気軽にご相談ください。

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